松戸市の平和防水工業が伝える雨漏りを放置する危険性

まずは天井裏から見てみましょう。漏水が屋根に起こっていれば、当然天井裏はカビだらけになってしまいます。次に壁です。水分が壁紙のすき間へ浸入すると、カビが発生。さらに、壁紙が剥がれると、壁紙だけでなく内部にある断熱材が吸水し、表面にカビが生えます。壁紙は黒ずみ、断熱材はその効果をなくしてしまうでしょう。

内断熱型の断熱材は、壁の内部が密閉されているので水を含むと乾きが遅いという特徴を持ちます。これが原因となり、柱や間柱の腐敗が進みます。さらに、水分がどんどん下へ伝わると、土台が腐ることも。柱を土台の上に載せる工法で建物が建てられていると、次第に土台へ柱がめり込むこともありえます。その結果、家全体の傾きにつながります。特に木造住宅の場合は、耐久性を落とす原因となるので注意が必要です。

湿気の多い場所というのには、虫が集まりやすくなります。そこには、あの“シロアリ”が含まれる可能性も少なくありません。シロアリが柱や壁を食べると、木部の傷みが進みます。最悪の場合、天井や屋根が落ちてしまう可能性もあるでしょう。それを放置し続ければ、家が腐って崩れてしまう可能性も否定はできません。